記憶曲線トレーニング登場:忘れかけのチャンクは、アクゥイにおまかせ
覚えたばかりの英語は、毎日こっそり抜けていきます。今回のアップデートで「いつ、どれを復習するか」はアクゥイの担当に。保存したチャンクは覚え具合に応じて次の復習日が決まり、忘れかけのものが自動で一番上に来ます。

保存したのに、なぜ忘れるのか
使えそうな英語を見つけて保存したのに、数日後に使おうとしたら出てこない —— それは記憶力が悪いのではなく、記憶とはそういうものです。心理学者エビングハウスは1885年に自分自身で実験し、覚えたばかりの内容は最初の1日でもっとも急速に抜け落ち、その後ゆるやかになることを示しました。2015年には研究チームが同じ方法で再実験し、ほぼ同じ曲線を得ています。
うれしいことに、この曲線はなだらかにできます。忘れかけたタイミングで復習すると次はもっと長く持ち、復習のたびに間隔を少しずつ伸ばせます。同じ日にまとめて覚えるより、日を分けて復習するほうが長く残る —— 記憶研究でもっとも繰り返し確かめられてきた結果のひとつです。
難しいのは、どれが忘れかけているか自分ではわからないこと。そこで、それをアクゥイが引き受けます。
アクゥイの復習スケジュール
- 1覚え具合で3つに分類:保存したチャンクは「定着」「記憶中」「忘れかけ」に分かれ、Saved タブ上部のバーでそれぞれの数がひと目でわかります。
- 2忘れかけが自動で一番上に:アクゥイが「7つ忘れかけています」と知らせ、今日まず救う分を選んでくれます。だいたい1分ほどで終わります。
- 3正解で1段階アップ、不正解なら明日:チャンクごとに次の復習日があります。正解すると間隔が1段階伸び、間違えると明日もう一度出てきます。


復習のあとは、次に会う日がわかる
復習が終わると、アクゥイが救出した数、正答率、獲得した経験値、そして各チャンクの次回の復習日を見せてくれます。しっかり覚えたものは7日後や15日後、さっき間違えたものは明日。自分で覚えておく必要も、カレンダーに書く必要もありません。
なぜ単語ではなくチャンクなのか? かたまりで覚えた表現こそ、会話の途中でとっさに出てくるからです。詳しくは チャンクとは? をどうぞ。
始め方
- 1ChunksEnglish を最新版にアップデートする。
- 2学習中に気に入ったチャンクを保存する。
- 3Saved タブを開き、忘れかけのカードで「復習を始める」をタップする。
よくある質問
記憶曲線トレーニングはどこにありますか?
ChunksEnglish を最新版にアップデートし、Saved タブを開いてください。上部のカードに忘れかけのチャンク数が表示され、「復習を始める」から始められます。
間違えるとどうなりますか?
そのチャンクは「明日」の段に戻り、翌日もう一度出てきます。減点はありません。まだ覚えていない表現に、覚えるまで何度も出会えるだけです。
1日どれくらいかかりますか?
長くはかかりません。アクゥイが毎日いちばん救うべき数個を選ぶので、たいてい1分ほどで終わります。
復習の間隔はどう決まりますか?
チャンクごとに明日・2日・4日・7日・15日・30日のスケジュールがあります。正解すると1段階上がって次は少し先に、30日の段まで来れば定着です。
参考文献
- 1.Ebbinghaus, H. (1885/1913). Memory: A Contribution to Experimental Psychology. Teachers College, Columbia University.
- 2.Murre, J. M. J., & Dros, J. (2015). Replication and Analysis of Ebbinghaus' Forgetting Curve. PLOS ONE, 10(7), e0120644.
- 3.Cepeda, N. J., Pashler, H., Vul, E., Wixted, J. T., & Rohrer, D. (2006). Distributed practice in verbal recall tasks: A review and quantitative synthesis. Psychological Bulletin, 132(3), 354–380.
アップデートして、記憶はアクゥイにおまかせ
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